仙台市青葉区にある宮城県美術館は、現在リニューアル工事のため長期休館中です。「休館はいつまでなの?」「再開はいつから?」と、リニューアルオープンを心待ちにしている方も多いのではないでしょうか。
当初の予定では2025年度中の再開が見込まれていましたが、このたび、オープンが延期される見通しであることが分かりました。
この記事では、最新のスケジュール情報と、子ども連れにも嬉しい「キッズ・スタジオ」や、新しい鑑賞体験ができる「見える収蔵庫」など、わくわくするリニューアル改修計画の詳細をご紹介します。
宮城県美術館の休館はいつまで?再開は?
宮城県美術館は、リニューアル工事のため2023年6月から長期休館に入っています。
当初の計画では、2025年12月までの工事期間を経て、令和7年度(2025年度)中にリニューアルオープンを迎える予定でした。
しかし、県教育委員会によると、工事期間自体に変更はないものの、収蔵品をカビなどから守るための清掃や殺菌処理といった作業に想定以上の時間が必要なことが判明。このため、2025年度中に再開館することは困難になったとのことです。
具体的なリニューアルオープン時期については、まだ発表されていません。「具体的なオープン時期は決まり次第発表する」としており、続報が待たれます。
宮城県美術館の改修計画
今回の宮城県美術館のリニューアルは、1981年の開館から40年以上が経過した施設の「老朽化対策」と、時代のニーズに合わせた「新たな魅力の創出」という、主に2つの目的で行われます。
リニューアルで目指す美術館の姿
✅ 子どもたちの豊かな体験を創出する美術館
✅ ともに築きあう美術館
✅ 人々が憩い、くつろぎ、集い、つながる美術館
✅ 国内外の人々が魅了される美術館
ただ古くなった部分を新しくするだけでなく、これまで以上に多くの人々が美術に親しめるような、全く新しい空間へと生まれ変わる計画です。ここからは、特に注目の改修ポイントを具体的に見ていきましょう。
宮城県美術館リニューアル|見える収蔵庫
今回のリニューアルで特に注目したいのが、地階の旧県民ギャラリーの場所に新設される「見える収蔵庫」です。
通常はバックヤードに保管されている作品を、ガラス越しに”収蔵されている状態のまま”鑑賞できる、ユニークな展示スペースです。
✅ 絵画などが絵画ラックに架けられた状態で鑑賞できる!
✅ これまで展示機会の少なかった作品に出会えるかも
✅ 美術館の裏側をのぞき見るような、新しい美術体験ができます。
学芸員の方が作品を調査・研究する様子など、美術館の役割をより深く学べるプログラムの実施も予定されており、アートをより身近に感じられる場所になりそうです。

宮城県美術館リニューアル|キッズ・スタジオ
子育て世代に朗報です!1階の講堂があった場所には、子どもたちのための美術体験スペース「キッズ・スタジオ(仮称)」が誕生します。
素材に触れたり、絵本を読んだり、積み木で遊んだりしながら、子どもたちが自由に美術と触れ合える空間です。
✅ さまざまな素材や道具を使った創作・体験活動ができる!
✅ 高い位置から作品を見下ろせるキャットウォークを設置
✅ 大きな作品を吊るして創作活動も可能に
✅ レストラン近くには授乳室も新設され、小さなお子様連れでも安心です。
学校などの団体利用にも対応し、子どもたちの豊かな感性を育む拠点となりそうです。

宮城県美術館リニューアル|情報・交流ラウンジ
1階の映像室があった場所は、北庭の美しい景色を望む「情報・交流ラウンジ(仮称)」に生まれ変わります。
ここは、展覧会の鑑賞後に一息ついたり、待ち合わせに使ったりと、誰もが気軽に立ち寄れるオープンスペースです。
✅ 開放的な空間で、ソファに座ってゆったり過ごせる
✅ 美術書やタブレット端末で美術情報に自由に触れられる
✅ プロジェクターも設置され、解説会や講演会のサテライト上映も可能
アートファンはもちろん、散歩の途中にふらっと立ち寄るだけでも楽しめる、憩いの場となりそうです。
宮城県美術館リニューアル|レストラン・ショップ
おなじみのレストランとミュージアムショップも、より快適で魅力的な空間に拡充されます。
レストランは、現在の造形遊戯室のあたりまで面積を広げ、よりゆったりと食事が楽しめる空間になります。
ミュージアムショップは、現在よりも広いスペースへと移転。これまで以上に充実したグッズラインナップが期待できそうです。
また、近くには授乳室やロッカーも新たに設置されるなど、全体のバリアフリー化も進められ、誰にとっても利用しやすい施設を目指しています。

まとめ
この記事では、長期休館中の宮城県美術館について、最新の再開時期の見通しと、注目のリニューアル内容を詳しくご紹介しました。
2025年度中のオープンは難しくなってしまいましたが、「キッズ・スタジオ」や「見える収蔵庫」など、これまでにない魅力的な機能が追加され、新たな文化拠点として生まれ変わることは間違いありません。
具体的なオープン日の発表を、心待ちにしましょう!
| 施設名称 | 宮城県美術館 |
| 住所 | 〒980-0861 宮城県仙台市青葉区川内元支倉34-1 |
| リニューアルオープン予定 | 未定(当初の2025年度中から延期) |
| 休館期間 | 2023年6月~ |
| 公式サイト | https://www.pref.miyagi.jp/site/mmoa/ |

